弔電の金額はいくらぐらいが相場なの?送る相手にふさわしい台紙とは

弔電の金額の相場はいくら?

弔電を送ることにしたが、台紙の種類がいろいろあって迷ってしまう・・・どれにしたらいいのかよくわからない。

弔電サービスによって、台紙の種類は驚くほど豊富なので、いざ選ぶとなるとどういう基準で選べばいいか迷いますね。

今は弔電の注文にインターネットを使う方も増えていますが、台紙を選ぶ段階で滞ってしまう方も多いのではないでしょうか?

この記事では、弔電の台紙を選ぶときの基準の一つ、金額や料金相場について解説します。

弔電の台紙はどんなものを選ぶ?金額も重要なポイント

弔電の台紙はシンプルなものから、押し花やブリザードフラワーをあしらったもの、漆塗りのお盆や文箱がついたものなど、さまざまな種類があります。

弔電を提供する会社もいろいろあり、どこの会社も工夫を凝らしたものをラインナップしているので、どれを選べばいいか迷ってしまいますね。

では弔電を送るさい、たくさんの種類の中からどういう基準で台紙を選べばいいのでしょうか。弔電の台紙を選ぶときの基準は、次のとおりです。

弔電の台紙を選ぶときの基準

  • 故人やご遺族との親密度
  • 今後、ご遺族との付き合いの度合い
  • 金額として自分がいくら出せるか

亡くなった方や、そのご遺族との関係がこれまでも非常に親密であったり、今後も関係を大切にしていきたいという場合、お悔やみの文章だけでなく台紙にもこだわったものを選ぶ必要があります。

また「予算的に自分がいくら出せるか」も重要なポイント。自分の財布とも相談して、金額を決めるのがよいでしょう。

弔電の台紙の選び方!関係や親密度が金額の相場になる

当然のことながら、豪華な台紙の弔電ほど金額が高くなります。

しかしどの程度のランクものを選べばいいのか、故人との関係とその親密度を台紙の豪華さやランクに当てはめるのは、なかなか難しいもの。

そこでここでは、故人やご遺族との関係によって妥当と思われる弔電の金額をまとめました。

故人との関係と弔電の台紙の金額

亡くなった方との関係 台紙の金額の相場 備考
兄弟 3,000円~1万円 弔電のほかに供花を送ったり、漆の文箱やブリザードフラワー付き、西陣織の台紙を送るのもオススメです
親族 2,000円~7,000円 弔電のほかに供花を送ったり、漆の文箱やブリザードフラワー付き、西陣織の台紙を送るのもオススメです
遠い親戚 1,000円前後 遠い親戚であればシンプルな台紙でOK
友人・知人 1,000円~3,000円 知り合い程度であればシンプルな台紙でOK
会社関係者 3,000円~1万円 生前の肩書や役職、今後のお付き合いも含めて金額を考えましょう

お葬式には参列できなくても、お線香だけでもあげさせてほしい

そういった気持ちから、お線香付きの弔電も人気。

そのほかに弔電と一緒に供花や生花を送ることができるサービスもあります。

↑弔電とともに優しい色合いのお花を送ることができるサービスも

生前、亡くなった方とどのようにお付き合いしていたか、ご遺族と今後どのようにお付き合いしていきたいか。

それを考えながら、どんな弔電を送るかを決めるとよいでしょう。

もちろん弔電の台紙によって、ご遺族との関係がどうなるわけでもありません。

しかし「弔電を送ってまでお悔やみを伝えたい」という気持ちがあるなら、不愛想なものより、少しこだわったデザインの台紙を選びたいですね。

無料の台紙を使うのはアリ?安くて高品質な弔電を送ることができる裏技とは?

昔からよく利用されている弔電サービスの一つ、NTTのD-MAILには、無料(0円)の台紙があります。

無料の台紙とは、柄や飾りが一切ない、かなりシンプルな台紙です。

画像:NTT東日本・西日本が提供する無料の弔電台紙

無料の台紙があるなら、それで送ったほうがオトクだわ

できれば料金を安くしたいという場合、このように考える方も多いでしょう。

しかし当サイトは無料の台紙はオススメしません。次にその理由を解説します。

無料の台紙は料金まで無料ではない!無料の台紙をオススメしない理由

NTTのD-MAILに見られる無料の台紙。

一見オトクなように思えますが、料金体系を見ればオトクとはいえないことが理解できるはずです。

D-MAILの料金体系は次のとおり。

D-MAILの料金体系

NTT東日本・西日本(D-MAIL)の料金体系

画像:NTT東日本・西日本(D-MAIL)の料金体系

ご覧のとおり、D-MAILは文字数で料金が決まる料金体系。

文字数には、本文だけでなく差出人の住所や名前も含まれますので、文字数は最低でも70~100文字は必要になります。

すると無料の台紙を使ったとしても、少なくともトータルで1,500円以上はかかることになるのです。

NTTと郵便局、ネット電報の特徴とメリットの比較については、「弔電の送り方!代表的な3種類の電報の特徴とメリット・デメリット」をお読みください。

ムダに高いメッセージ料がかからない弔電会社を利用すべし!

NTTや郵便局の弔電は、メッセージ料のせいで意外に割高になることがデメリット。

しかし弔電サービスを提供するのは、NTTや郵便局だけではありません。

このデメリットをカバーする弔電サービスが存在します。

佐川急便の100%子会社である佐川ヒューモニー株式会社が提供する「VERY CARD」は、高品質・低価格な弔電サービスを提供する企業のひとつ。

おすすめ弔電サービス

画像:メッセージ料込みで全国一律1,280円~の「VERY CARD」

「VERY CARD」はメッセージ料込みなので、台紙を注文すればたっぷり350文字までのメッセージを無料で送ることができます。

結果的に無料の台紙を使うよりローコストになり、高品質でデザイン性の高い弔電を届けることが可能になるのです。

オススメ弔電、西陣織台紙

「VERY CARD」は西陣織をあしらった高級感のある台紙でも、全国一律2,800円~という低料金でお届け。おすすめの弔電サービスなんです。

弔電の金額は送る相手によりけり!安くても相手に喜ばれるものを

この記事では弔電の金額の相場について解説してきました。

弔電の金額の相場は、送る相手にもよりますが、最低でも1,000円~2,000円です。

もちろん弔電の料金は台紙の料金で決まりますので、高品質の台紙を選べば、やや料金は高めになります。

ただ弔電サービスを提供するのはNTTや郵便局だけではありません。

電報メーカーのひとつ、VERY CARDを例にとって紹介しましたが、そのほかにもたくさんの電報メーカーがあります。

電報各社がしのぎを削るなか、サービスや料金も「より便利なものを」「より低価格で高品質なものを」利用者に提供できるよう、企業努力をしているんですね。

「無料の台紙が一番安くてオトク」と考えていた方は、今一度「本当にオトクといえるのか」をほかの電報サービスと見比べて考え、「安くていいもの」を提供しているサービスを選ばれることをオススメいたします。