やらなければ損をする!生前整理をしたほうがいい5つの理由
家族の口から「そろそろ生前整理でも」という話を聞いた日には、
「死んだあとの話をするなんて縁起でもない!」
「捨てるようなものなんか一つもないし、全部大事なものだ!」
と、ついカーッと頭に血が上り、ケンカ腰になってしまう人も多いのではないでしょうか。
果ては「まさか早く死ねばいいと思っているのか?」「遺産が目当てなのか?」などと邪推して、ますます嫌気がさしてしまうという悪循環に。
物を大切にするのは、日本人の美徳です。
しかしそれは「生活用品などの必要なものを何度も修繕して、感謝して使う」こと。
「使わないものを物置にしまい込む」のとは意味がまったく違います。
「たくさんの物に囲まれていたい」
「捨てるなんてもったいない」
そういう人にとって、身の回りを整理することはさびしいことなのかもしれません。
しかしもし、整理されないままあなたが死んでしまったら?
遺品整理はおそらく業者がまとめて行う可能性があります。
そうなればあなたの大切なものは、すべて、本当にゴミとして捨てられてしまうんですよ?
無理をする必要はないと思うんです。
自分の生きていたしるしを、確実に子孫に伝えていくための作業だと思って、今から少しずつ始めてみませんか?
Contents
生前整理は自分のため!大切なものを活かすために
「生前整理」というと死に支度をするようで、なんとなくイヤな気持ちになりますよね。
また思うように体が動かず、体力面でムリがあるからかもしれません。
しかしいつの日か人は死にます。残念ながらこれは現実。いつか死んでしまうのがわかっているのに、大事なものを放置して心配ではありませんか?
生前整理は他人のためにやるのではありません。
「生前整理は自分のためにやる」んです。
生前整理をすることによってイイコトがたくさんあります。ここでは生前整理のメリットを紹介します。
自分の本当に大切にしたいものを守る
「自分にとって大切なものであったとしても、他人にとっては単なるゴミ」
あなたの大切なものの価値は、あなたにしかわかりません。
100万円する高価な骨とう品も、100円の植木鉢と一緒にガラクタになってしまうかも。
自分が大切にしてきたものを後世に残したいなら、家族に「価値のあるもの」だとわかってもらう必要があります。
生前整理は「本当に自分が大切にしたいものを守る」ための手段なんです。
思い出を確認することで家族の絆(きずな)が深まる
写真や古いものを整理していると、それにまつわるエピソードが自然と思い出されますね。
子供たちが幼かったころの思い出は、親である人にしかない貴重な記憶です。
楽しかった思い出を共有することで自然と家族の会話も増え、絆も深まります。
また生前整理をすることで、自分の人生を振り返り新たなスタートを切ることができるんです。
不用品を売るとお金になる
いらないものでまだ使えそうなものは、売ってお金に換えましょう。
なにも「大切にしているもの」を売る必要はありません。
いらないもの、使わないものを売るんです。
タンスの肥やしにするより、それを必要としている人に有効活用してもらうほうが物にとっても本望でしょう。
しかし専門の業者が買い取る場合、不当に安い査定を付けられ損をしてしまうことも。
リサイクルショップに売るのも、二束三文の値段にしかなりません。
もし手間を惜しまないのであれば、メルカリなどのフリマアプリを使うことがおすすめ。
実際メルカリではリサイクルショップで叩き売るよりずっと満足できる値段で、中古品を売ることができるんです。
世のため人のためにもなり、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなります。
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身軽になると生活に張りが出る
不用品を処分し部屋が片付くと、あとに残ったのは「本当に大切なもの」だけになります。
大切なものだけに囲まれた生活は、生活をより生き生きとさせてくれるものです。
身軽な生活は、決して物のない寂しい生活ではありません。
むしろ限られたもの、限られた人、限られた空間に対する愛情が深くなり、これからの人生をより有意義に生きていこうという気持ちになるんですよ。
この考え方は「断捨離(だんしゃり)」といって、日本中の多くの人びとが実践していることです。
いらないものを捨てると風水的にラッキーに
片付けることは部屋の運気を上げるもっとも簡単な方法。スピリチュアルに関心のある人はご存じかと思います。
古いものはどうしても運気を滞らせますから、古いものは新しいものに取り換えたほうが、よい運気を呼びやすいんですよ。
部屋もキレイになって運気もアップするものなら、一石二鳥ですね。楽しい第2の人生をスタートさせるチャンスを早くつかめるかもしれません。
専門家を頼る?まずは無理せずできる範囲で
部屋の片づけは「生前整理」を代行する会社に頼ったり、生前整理アドバイザーなどの専門家に相談する、という選択肢もあります。
しかし心身ともに元気な状態なら、まず最初は家族をまきこんで自分たちだけで行うのがいいのではないかと思います。
業者に依頼するとお金はかかりますが手間はかかりません。
また大量の荷物を、早くカンタンに片付けることができます。
ただ処分したくないものまで勢いで処分し、後から後悔するようなことにならないとも限りませんね。
まずは「必要なもの」と「必要でないもの」に分けるなど、簡単にできることからはじめてみてはいかがでしょうか?
体が動くうちに計画的に!自分のために生前整理を
「生前整理は残された家族に迷惑をかけないためにやること」一般的にはそんなふうに言われており、実際間違いではありませんが、
「自分が死んだあとのことまで知らない」
「育ててやった恩があるんだ、親の死後の片付けくらいやってあたりまえ」
このようないい分ももっともだと思うのです。
そういったなかで「なぜ生前整理が大切なのか?」を考えてみましょう。
生前整理は遺された人達への配慮や愛情ばかりではなく、自分のために必要な作業だということ。
自分の大切なものを後世に残し、自分の想いを子孫に伝えていくこと。
それはあなたがこの世に生を享け、そして精いっぱい生きた証を刻むことなんです。
心身ともに元気なうちに、まずはご自分の身の回りから始めてみてくださいね。