ペットと一緒に入れるお墓(樹木葬)を紹介!
犬や猫をはじめ、生き物は本当にかわいいですね。一緒に暮らすうちに愛情が深まり、ペットを家族同様に思っている人は少なくありません。
ペットと同じ墓に入りたい・・・
だからこそ、そのように考えている人も多いのではないでしょうか。
樹木葬の中にはペットと同じお墓に入ることができる所も多いので、あなたの希望も叶いますよ。
この記事では、ペットと同じお墓で眠りたいと考えている方におすすめの樹木葬(樹木墓地)について紹介します。
Contents
樹木葬のメリット!ペットと一緒に入れるお墓もある
愛するペットとともに、緑豊かで風光明媚な墓地に眠ることができたら・・・
「おひとりさま」としての生き方が増える昨今、そんな風に考える人は年々増えています。
そもそも以前は、人間と同じ墓地に犬や猫を葬ることなどありませんでした。
人間とペットを同じ墓に入ることは、法律上問題があるわけではなく、宗教上の問題が関係しています。
犬や猫などの動物は仏教では「畜生」といわれてきました。いわゆる「畜生道」とは地獄、餓鬼、畜生の三悪道の一つとして忌まれてきたため、同じ墓に葬ることなんて言語道断だったのです。
そのため、先祖伝来の墓が並び檀家制度を残した旧来の寺社や、公営の墓地ではいまだにペットと同じ墓に眠ることはできません。
しかし新しく造営された墓地では、ペットと一緒に眠ることができる墓地ができ始め、そのスタイルは樹木葬(樹木墓地)※という埋葬方法にも多数存在しています。
樹木葬とは
墓石を建てない代わりに樹木を墓標とする埋葬方法のことで、永代供養まで低コストで行える人気の埋葬方法です。
樹木葬についての詳しい解説は「樹木葬とは?知っておきたいメリットやデメリット、よくあるトラブルを紹介」をお読みください。
樹木を墓標とし、草木や花に囲まれた自然に還る埋葬方法である樹木葬には、ペットと一緒に永眠できるというメリットもあるのです。
ペットと一緒に入れるおすすめのお墓を紹介
生涯結婚しなかったり、結婚しても子供をもうけないという選択をする人も増えていますが、そのような方はペットを我が子のように可愛がる方も多いですね。
そうでなくてもペットは家族同然であり、「家族であるペットと同じ墓に入りたい」という人が増えるのは当然です。
ここではペットと一緒に入ることができるオススメの樹木墓地を紹介します。
【東京】ペットと一緒に入れる樹木葬・小平メモリアルガーデン
フラワーガーデンのような華やかな霊園として人気を博しているのが、西部新宿線「久米川駅」から徒歩10分、新青梅街道沿いにある「小平メモリアルガーデン」です。
バラのアーチや、ハナミズキの並木、四季折々の花々が咲き乱れる花壇のある霊園に眠ることができるなら、亡くなった方も寂しくありませんね。
生前お花が好きだった方、また華やかなことが好きだった方に、きっと喜ばれる霊園でしょう。
小平メモリアルガーデンは、ペットと一緒にお墓に入ることができるプランがあり、永代供養料込で48万円(ペット1匹24万円)です。
「こんな素敵なお墓なら、ぜひ自分が入りたい!」そんな方には、生前予約もできます。
【東京】ペットと一緒に入れる樹木葬・世田谷樹木葬墓地
東京23区内でありながら、寺院に囲まれた静かな環境で安らかに眠ることができるのが「世田谷樹木葬墓地」。
宗教不問、永代供養付き、ペットと一緒に納骨可で、費用は40万円から。
こちらの霊園の特徴は4霊以上の区画で契約すると、納骨できるペットの数に制限がなく、入れられるだけ納骨できるというところです。
生き物が大好き、お墓に一緒に入るペットを1匹だけに絞るなんてできない!という方には最適でしょう。
【東京】ペットと一緒に入れる樹木葬・武蔵岡霊園
東京の喧騒には疲れた、死後は静かに悠久の地で暮らしたい・・・
そう考えつつも、遺された家族は「お墓詣りに遠くまで出かけるのは困る」と考えているものです。
東京に近く、また自然に囲まれた武蔵野の丘にある公園墓地が「武蔵野岡霊園」。
武蔵野岡霊園の特徴は、富士山や丹沢を眺められる墓所区画があったり、ペットと一緒に入ることができる区画があったりと広々と設計されています。
また日当たりがよく、自然との調和を大切にした作りになっているところは、雄大な自然を愛する方のお気に召すでしょう。
【東京】ペットと一緒に入れる樹木葬・千の風みらい園
「千の風みらい園」は東京都といっても、海を挟んだ伊豆大島にあります。
東京都で初めて認可を得られた樹木葬専用の霊園で、緑豊かな山々と四方を海風と潮騒に囲まれた、ほかにはない永眠の地だといえるでしょう。
ペット専用区画もありますが、ペットと一緒に入れる区画も用意されています。
費用はプランによって違いがあり、10万円~60万円です。
【神奈川】ペットと一緒に入れる樹木葬・沙羅双樹の丘 能満寺墓苑
「沙羅双樹の丘」の特徴は、仏教の聖地であるインドでは三大聖木のひとつとされる沙羅双樹の元で眠ることができるというもの。
日本遺産の大山のふもとにあり、都会の喧騒から離れた静かな環境ですが、小田急小田原線「伊勢原駅」より車で8分という、交通の便のよいところにあります。
人気の樹木葬の費用は、個別埋葬(2霊まで)で40万円。ペットと一緒に入ると60万円です。そのほか年間費、彫刻費が別途かかります。
【千葉】ペットと一緒に入れる樹木葬・長慶寺
樹木葬を行っている霊園が多数存在する千葉県。そのなかでも特におすすめの樹木墓地を紹介します。
もっとも自然に近い形で埋葬される里山型樹木葬を行っているのが「樹木葬・海洋葬の長慶寺」。
その名前にもあるとおり、樹木葬だけでなく海洋葬(海への散骨)も行っています。
長慶寺は「自分らしい葬儀をしたい」「死後は自然に還りたい」そういった方におすすめのお寺。曹洞宗の寺院ですが、埋葬に関しては宗派不問です。
新しい試みに意欲的なお寺で、なかなかお墓参りに行くことができない人のため、WEBから墓参りができる「WEB涅槃」サービスを提供しています。
個別埋葬の樹木葬は永代供養料込で50万円。一区画に何霊でも埋葬でき、一霊ごとに10万円追加されます。
「人間も動物も同じ仏の命」とし、ペットと同じお墓に入ることもできます。
【千葉】ペットと一緒に入れる樹木葬・千葉中央樹木葬墓地
契約時から50年という長期間にわたって供養を行ってくれるのが、千葉市にある本円寺ないにある千葉中央樹木葬墓地です。
寺院墓地ですが、宗教や宗派は不問でどなたでも利用できます。
樹木葬でありながら同じ区画内に家族で一緒に入ることもでき、またペットと一緒に納骨できる区画も用意されています。
家名の無料彫刻、春と秋のお彼岸には樹木葬合同法要を無料で行うなど特典もたくさん。
ペット納骨可の場合、費用は35万円~になっています。
ペットと一緒に入れる樹木葬はこれだけではなく、そのほかにもたくさんあります。
お墓のポータルサイト【お墓さがし】で検索し、資料請求がオススメ。もちろん無料です。
ペットと一緒に入れるお墓(樹木葬)の費用はいくら?
樹木葬に価格費用は、墓石を建てる一般定なお墓に比べ、比較的費用を抑えることができます。
永代供養が付いている場合も多いので、子や孫に死んだ後も迷惑をかけることもないと人気なんですよ。
費用については、ガーデニング型、里山型、寺院型などさまざまなタイプがあり、供養の期間によっても違いがあります。
樹木葬の費用についての詳しい解説は、「樹木葬にかかる費用は?納骨や永代供養にかかるお金の相場」で紹介しています。
ペットと一緒に入ることができる樹木葬の場合ですと、10万円台~100万円台。
しかしたとえ費用が安上がりだからと言って安易に契約することはおすすめできません。
気に入った霊園が見つかったら、必ずまず資料を請求し、よく調べたうえで契約することをおすすめいたします。
可愛いペットといつも一緒!愛らしい姿をフィギュアに
可愛がっていたペットが亡くなってしまった・・・
生き物はいつか死んでしまうことが分かっていたこととはいえ、その悲しい現実を受け止めることはなかなかできません。
「いつまでも一緒にいたい」
「元気だったあのころの姿を永遠に残したい」
そんな方に、 こだわりのオーダーメイドペットフィギュア製作 をご紹介いたします。
オーダーメイドペットフィギュアの「 ゆほびか」では、ペットの写真が一枚でもあれば製作可能です。
例えば、あなたのペットだった犬のしっぽの形、猫の肉球の形、毛の色、柄、しぐさなどをヒアリング。
あなただけが知っているペットの特徴をしっかり再現できるんです。
ひげを付けたり、光沢をつけたり、あなたが納得できるまで、無料でしっかりと対応してくれますよ。
ペットは家族と同じ!亡くなってからも一緒にいるために
ペットは目の中に入れても痛くないほど愛すべき存在であり、パートナーだと考えている方は少なくありません。
生涯独身を貫かれた方、子供を作るという選択を選ばなかった方、なんらかの事情で天涯孤独となった方などにも、そのような方は多くいらっしゃることでしょう。
昨今亡くなられた「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏も、晩年可愛がっていた愛犬イブちゃんの急死を深く悼み、盛大なお葬式を計画されていたことも報じられていましたね。
家族同然だからこそペットと同じ墓に眠り、ずっと一緒にいたいという願いは自然なことです。
しかし樹木葬墓地によってはペットと「同じ区画」であっても「同じ墓には入れない」、など制約を取り決めている墓地もあります。
自分の希望する樹木葬のスタイルかどうか今一度よく調べ、契約する前には現地見学に行くことは基本。
またいくつかの霊園を比較検討することも視野に入れ、なるべく体が動くうちに終活をしておくことをおすすめいたします。