弔電の電話番号は115!NTTドコモ・au・ソフトバンク回線の場合
「通夜にも葬儀にも出られない」そんな場合、利用されるサービスが「弔電」。
弔電のおなじみの送り方といえば、電話による依頼ですね。
なにより電話なら、オペレーターにアドバイスを受けることもできて心強いと思う方も多いはず。
しかし電話による弔電の注文には、注意点やデメリットもあるんですよ。
この記事では電話で弔電を依頼するときの電話番号や、注意点、デメリットなどを解説します。
Contents
弔電を電話で注文したい!電話番号は局番なしの115
弔電を電話で依頼するときの電話番号は、局番なしの115にかけてください。
ただ少し注意しなければならないことがあります。
それは、115にかけたからと言って必ずしもNTTの電報にはつながるわけではないということ。
え?115にかけるのに、NTTの弔電につながらないってどういうこと?
ここではその疑問にお答えします。
【弔電】NTTドコモ回線から115に電話をかけるとNTT東日本(西日本)の電報サービスにつながる
NTTドコモ(docomo)の回線をお持ちの方が、「局番なし115」に電話をかけると、自動的にNTT東日本かNTT西日本の電報サービス(D-MAIL)につながります。
実はauひかり電話サービスやauスマートフォンなどKDDIグループの回線や、ソフトバンクグループの回線など、NTT以外の回線からかけてもNTTの電報にはつながらないんですよ。
このこと、知っていましたか?(私は知りませんでした!)
ではauやソフトバンク回線から、NTTの電報サービスにつなげることはできないのでしょうか?
auやソフトバンク回線を持っている人が、NTTの電報を利用したい場合は、次の電話番号にかけましょう。
0120-759-560(フリーダイヤル)
受付時間8:00~19:00(年中無休)
電報料金の支払いは、NTT回線からかけた注文した場合は電話料金に加算されるかたちになり、フリーダイヤルから注文した場合はクレジットカード払いになります。
【弔電】au回線から115に電話をかけるとKDDIグループ「でんぽっぽ」につながる
au回線から「局番なし115」番に電話をかけると、自動的にKDDIグループの電報サービス「でんぽっぽ」につながります。
au回線とは、次のとおりです。
au回線とは
- auスマートフォン
- auひかり電話
- ケーブルプラス電話
- ADSLone電話
- auひかりビジネス
- auひかりちゅらビジネス
- J:COM MOBILEプラス
- CTC光電話ダイレクト
- CTCメタル電話
- CTCモバイル
「でんぽっぽ」は豊富な台紙からデザインが選べるため人気の電報サービス。
au回線を持っていない人が、電話で「でんぽっぽ」に注文するには、次のフリーダイヤルにかけましょう。
0120-907-115(フリーダイヤル)
受付時間8:00~22:00(年中無休)
でんぽっぽはNTTの電報と比較して、受付時間が長いのがメリットですね。
料金体系は「台紙の料金+文字料金(700円~)」で計算されます。
NTTのD-MAIL同様、支払い方法は「115」で書けた場合毎月の電話料金と合算、フリーダイヤルからかけた場合はクレジットカード決済です。
【弔電】ソフトバンク回線から115に電話をかけると「ほっと電報」につながる
ソフトバンク回線から「局番なし115」に電話をかけると、自動的にソフトバンクグループの電報サービス「ほっと電報」につながります。
ソフトバンク回線以外から、電話でほっと電報を利用したいときは、以下のフリーダイヤルにかけて下さい。
0120-998-789(フリーダイヤル)
受付時間8:00~22:00(年中無休)
「ほっと電報」は、KDDI電報サービス「でんぽっぽ」と料金体系や支払方法などに大きな違いはありません。
弔電を電話で注文するならNTTとau、ソフトバンクではどれがオトク?
これまで説明してきたとおり「市外局番なしの115」に電話をかけると、自分の使っている電話回線によって、つながる電報サービスが違います。
しかしフリーダイヤルから電話をかければ、実質どこの電報サービスからでも注文は可能。
じゃあ結局どこの電報サービスがいいわけ?
どこの電報サービスも利用できるなら、できるだけよいサービスを提供している会社から送りたいですよね。
しかしNTTとau、ソフトバンクによる弔電の電話注文サービスについては、それほど大きな違いは見つけられません。
しいて言うなら、注文時間の違いくらいでしょうか。
ただ弔電のデザインは各社で異なります。自分の好みの台紙デザインが選べるかどうかで、利用する電報会社を選ぶのがいいでしょう。
弔電を電話で注文するよりインターネット注文のほうが割安に
「弔電を送りたいなら、とりあえず電話をかければいいんでしょ?」
このように考えられる方は多いことでしょう。
確かに、以前は弔電の注文方法は電話をかける以外にありませんでした。インターネットがなかったころの話です。
しかしインターネットが発達した今では、電報の注文方法は電話だけではなくなりました。
それでも電話で注文することの強みとはいったい何でしょうか?
例えば「送りたい弔電のイメージが固まっていなくても、オペレーターと相談して決めていくことができること」これが強みですね。
しかし一方で「相談は必要ない」と考えている利用者には、電話よりネットのほうが手軽なのは間違いありません。
インターネットから弔電を注文することのメリットは次のとおりです。
インターネットから弔電を注文するメリット
- 24時間注文OK
- 画像を見ながら台紙を選べる
- オペレーターを通さないので料金がリーズナブル
弔電を115で電話注文することの最大のデメリットは、料金が割高になること。
電話で注文する電報は、電報+文字数で料金が決まりますから、送る文字数が多くなればなるほど料金が高くなってしまいます。
弔電は最低でも「相手の名前」「お悔やみメッセージ」「自分の住所と名前」は書く必要がありますから、文字数は50~100文字程度になるのが普通です。
したがって料金は(台紙の値段によっても左右されますが)、だいたい合計3,000~4,000円になることが予想されるのです。
その点インターネットによる弔電サービスではメッセージ料金がかかりませんから、かなりリーズナブル。
弔電にはどんな送り方があるのか、メリットとデメリットの比較は「弔電の送り方!代表的な3種類の電報の特徴とメリット・デメリット」をお読みください。
このようにインターネット電報は、最小限の金額で豪華な弔電を手配することができるオススメの送り方なんですよ。
弔電の電話番号は115!でも電話回線やキャリアの違いでつながる電報会社が変わる
この記事では、弔電を注文するときの電話番号について解説してきました。
弔電の電話番号は局番なしの115番にかけるだけでカンタンですね。
でも一つだけ注意点がありました。
固定電話や携帯電話から「115」をプッシュして弔電の依頼をしようとした場合、その回線の系列会社である電報サービスにつながってしまうということです。
これを知らないでいると、
あれ、おかしいぞ?115にかけたのに、なんでNTTの電報につながらないんだ!
という混乱に陥るかも。気を付けてくださいね!