弔電はいつまでに送るの?突然の訃報に対処できる裏ワザとは

弔電はいつまでに送るのか

親しかった人が突然亡くなった!でも事情があって葬式に駆け付けることができない・・・

そういったとき利用されるサービスが弔電です。

とはいえ弔電を送る機会など頻繁にあるわけではなく、弔電の送り方やマナーについて詳しく知っている人は多くはないでしょう。

弔電のマナーについて詳しい解説は、「弔電(お悔やみ電報)を送ろう!お葬式に出られないときに送る電報のすべて」をお読みください。

この記事では、弔電はいつまでに送ればいいのか、弔電が実際に読まれるのはいつなのか、弔電が間に合わないときの対処法など、弔電の基本的なマナーについて解説します。

弔電はいつまでに送るのがベスト?弔電を打つタイミングを解説

弔電は「亡くなった」という訃報を受け取ったら、すぐに手配しましょう。

できるだけ早く送るのがベストです。

また弔電を送るとき必要になる情報があります。確認するべき項目は次のとおりです。

 

弔電を送るさい確認する項目

  • 喪主の名前
  • 葬儀の日付
  • 弔電の届け先

 

弔電は、喪主宛に送るのが普通です。

たとえ喪主と面識がなくても、弔電は喪主名で出すのがマナー。例えば知人のAさんが亡くなった場合、Aさんの葬儀はAさんの配偶者や子供が務めるのが一般的です。

そのため喪主の名前を確認することが必要になるのです。

弔電の宛名の書き方は「弔電の宛名はどう書く?書き方やマナーを文例付きで解説!」で解説しています。

弔電はいつ読まれるの?弔電は葬儀に間に合うのが原則

弔電はできるだけ早く手配するのが原則です。

遅くてもお葬式の前日までに届けるようにしましょう。

なぜなら、弔電はお葬式の会場で読み上げられるため。

もっともお葬式が始まる前までに届けばいいのですが、始まる直前はだれもが準備に追われ会場はバタバタしてしまいます。

あらかじめ弔電を読み上げる順番を決めるなどの段取りもあるため、直前になって弔電が届くというのはやや困りものですね。

受け取る側の都合も考え、できるだけ時間に余裕をもって届けることが大切です。

葬儀や告別式に間に合わないとき弔電は送らないほうがいい

訃報を受け取るのが遅すぎて、葬儀や告別式までに弔電が間に合わないときでも、弔電は送ったほうがいいのでしょうか?

答えはNOです。

弔電の到着がお葬式までに間に合わないと判断されるときは、弔電を送るべきではありません。

そういった場合は、お葬式の後にお悔やみ文をしたためた手紙を送るほうがいいでしょう。

このとき現金書留を使い、香典と一緒に郵送します。

葬儀に参列できなかった方が香典を郵送する方法について詳しくは「弔電(ちょうでん)とは?香典(お金)と一緒に渡す方法や送るタイミング」で解説しています。

このように弔電が遅れて届くよりは、香典と一緒に手紙を同封して送るほうが、マナーとして失礼にあたりません。

弔電をいつまでに送れば間に合う?弔電を早く届ける裏技とは

弔電をいつまでに届ければいいか

弔電を最短3時間以内に届けるサプライズ便

 

弔電を今から手配しても間に合うだろうか?

こういった場合便利なのが、特急サプライズ便。

電報の請負先によっては、なんと当日3時間以内に届けられるというサービスを提供しているところも。

※ただし対応地域が限定されている場合もありますので、確認してください。

弔電というお悔やみの手段は、年に何度も利用するものではありません。多少オプション料金を上乗せしたとしても、確実に、失礼のない方法で届けられるよう、調整すべきところでしょう。

いまから弔電を手配すればおそらく間に合うけれど、お葬式当日ぎりぎりになってしまう・・・

こういった場合でも、念のためサプライズ便を利用して時間に余裕を持たせた配達をすることが、先方様へのちょっとした心遣いにもなりますね。

弔電は早めに送るのが原則!訃報を受け取ったらすぐに手配を

この記事では、弔電はいつまでに送るべきか、弔電はいつ読まれるものか、弔電が間に合わないときはどうすればいいのかについて解説してきました。

弔電はできるだけ早く送ることが大原則です。

遅くとも、葬儀や告別式が始まる数時間前までには、必ず喪主の手に渡るように手配しなければなりません。

それがかなわないようなタイムスケジュールならば弔電は送らず、お悔やみの手紙を葬儀や告別式のあと、数日~十日までに喪主宛にお届けするほうがいいでしょう。

また「間に合わない」と分かりながら弔電を送るのは言語道断ですが、「間に合うか、間に合わないか」という微妙な時間なら、速達サービスを使うというような配慮が必要。

マナーをわきまえたお悔やみを心掛け、これからのお付き合いに生かしていくことができればいいですね。