弔電の差出人を連名にするときの書き方と注意点を解説!

高校時代の同級生が亡くなったから、仲間同士でカンパして弔電を送りたい

そんなとき、差出人の欄を連名にしたいという方もおられるでしょう。

しかし弔電を連名にするさい、注意すべき点やマナーがあります。

大切な方に送る弔電ですから、くれぐれも失礼のないようにしたいですね。

この記事では、弔電を連名にするときの注意点やマナーについて、実際の例を用いて解説します。

弔電の連名は失礼にあたる?注意すべきポイントとは

弔電は、やむをえず通夜や葬式を欠席しなければならないとき、弔意を示すために送る電報のことです。

 

「お葬式には出られないから連名で弔電を送りたい」、そんなとき次のようなケースが挙げられます。

学生時代の旧友が亡くなった、仲が良かった友達と弔電を出したい。

他県に住む親戚が亡くなった、夫婦で弔電を出したい。

もちろんこれ以外にもさまざまなケースが考えられますが、どんな場合でも、相手にどう受け取られるかを考えながら送り方を考えるといいでしょう。

では弔電を連名にするときに注意すべき基本的なポイントをまとめました。

 

弔電を連名にするとき注意すべきポイント

  • 順番は目上の人から
  • 夫婦の場合は世帯主名で
  • 「一同」という書き方を活用する

 

NTTの弔電は、5文字増えるごとに90円ずつメッセージ料が加算される文字課金制。

お悔やみ文だけでなく、差出人の名前や住所も含めた全文字がメッセージ料の対象です。

連名の人数が増えれば増えるほど、メッセージ料は高額になってしまうため注意しましょう。

 

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弔電の連名は何人までOK?人数に制限はある?

弔電は2人以上の連名で送ることもできます。

しかしあまり大人数で連名にすると、先方に対して失礼にあたることもあるので注意しましょう。

じゃあ何人までなら失礼にならないの?

こんな素朴な疑問が頭に浮かびますよね。

「弔電は何人まで」とルールが決まっているわけではありませんので、出す側の裁量に任せられるところが大きいです。

しかし弔電の連名に関しては、2~3名までが一般的。

多すぎる人数で連名にすると見栄えもよくありませんし、先方に与えるイメージもあまりいいとはいえません。

POINT

サークルなど団体で弔電を送る場合は「〇〇サークル一同」「〇〇同好会一同」などの書き方を活用しましょう。

どうしても「連名」にこだわるなら、弔電で連名にするより、「供花」で連名にする方法がおすすめです。

 

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弔電を連名にしたいときの例!ケース別に紹介

弔電を連名にするとき配慮が必要です。

連名で送るには、どんな書き方で送れば失礼に当たらないのでしょうか。

実際の例に従って、ケース別に解説します。

 

会社の関係者が亡くなった!弔電を同僚と連名にしたい

会社の関係者が亡くなった場合、連名にすることは、あまりオススメはできません。

ではどのように書けばよいのでしょうか。

株式会社〇〇商事 △△部 一同

このように書いたほうがスッキリして見栄えもよいですね。

どうしても連名にしたい場合や、連名にすることが妥当だと思われる場合は、常識の範囲内で対応しましょう。

連名にするなら通常通り、目上の方から順に連名にするのがマナーです。

 

親戚が亡くなった!弔電を兄弟で連名にしたい

親戚が亡くなったときなど、兄弟で弔電を出すこともあります。

そんなとき差出人の欄に「兄弟一同」と書くとなんとなく不自然さを感じる方も多いかもしれません。

兄弟で弔電を出すときのオススメの表記方法は、次のとおりです。

「代表者を長男(長女)にし、長男(長女)の名前で出す」または

「長男(長女)から順に連名にする」

↑長男から順に連名にした場合

 

弔電の差出人は代表者でまとめてしまう方法もアリなので、長男の名前だけにしてもいいでしょう。

 

弔電を差出人を夫婦で連名にするなら?

弔電の差出人を夫婦で連名にするなら、家長の名前から順に書きます。

 

↑夫から順に連名にした場合

 

しかし特に連名にする必要がない場合、通常は「家長である夫」の名前だけを書くケースが多いです。

もし奥様とお付き合いのある方に弔電を出すなら、夫の名前を省き、奥様の名前だけを書きましょう。

 

より詳しい解説は、「弔電の差出人を夫婦連名にする書き方」を、お読みください。

 

弔電を連名にするとき代表者の住所を入力しよう

弔電の差出人欄には住所を入力する欄があります。

弔電を連名にする場合、全員の住所を入力することは文字数やスペースの関係上できません。

そのため、住所は「代表者のもの」を入力するとよいでしょう。

 

差出人の住所は必要?

差出人の住所は、必ず入力しましょう。

それは「弔電のお返しとしてお礼状を送りたい」という方もいるため。

※弔電のお礼状は、絶対に送らなければならないというわけではありません

 

お礼状を送る場合、もし弔電に住所が書いていなければ、ご遺族に調べる手間がかかってしまいます。

さらにNTTの電報サービスは、送り主の住所を調べるのにも手数料がかかってしまうんです。

このように受け取る側のことを考えると、差出人の住所は入力して送ることが親切ですね。

 

弔電を連名にするとき注意すべきポイントまとめ

弔電を連名にするときのルールやマナー、注意点について解説してきました。

「やむをえず通夜やお葬式に出席できないとき、弔意を示すために送る」のが弔電です。

もし通夜やお葬式に出席できるなら、できるかぎり直接出向いて最後のお別れをしましょう。

弔電を連名にするときのポイントは次のとおりです。

 

  • 2~3名までの連名に
  • 「~一同」でまとめて書く
  • 代表者の名前のみにする

 

文字数が増えると料金が高くなる電報サービスを利用すると、連名者の名前が多くなればなるほど、料金が高くなってしまいます。

そのうえ、あまり良いイメージを与えません。弔電で連名にすれば、「こんなに大勢でワリカンか」と思われる恐れもあります。

どうせ連名にするなら弔電で連名にするより、もう少し予算を上乗せし、供花で連名にするとぐっと豪華になるのでオススメです。